離婚後子供を父親に会わせたくないと、離婚調停で言ってもいい?

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現在離婚調停中で親権でもめてます。今度三回目の調停があります。
子供がまだ3ヶ月という状況です。

モラハラに耐えきれずで妊娠6カ月目で家を出て、実家で生活しています。

主人は、妊娠中も私のことをいたわってもくれず、子供を大切に思っていないような状態だったので、出産後も主人には子供と一度も会わせていません。
ですが、主人は一人っ子のため、跡取りが必要だからと思うのですが、子供の顔も見たことないのに、親権がほしいと言ってきました。

私は子供に会わせたくないと言いましたが、調停で、「父親なら子供に会いたいのは当然で、子供にも父親に会う権利があるため、会わせる必要がある」と言われました。
なので、「一度だけなら」と言ったのですが、調停委員からは「子供にとってはずっと父親なのだから子供の為にも定期的に会わせていかないと」と。。

主人は子供の顔を見たいと言ってて、私が親権を取れれば、離婚後、子供を会わせないといけなくなるのですが、やっぱり会わせたくないのです。

妊娠中、「親の面倒を見ないなら離婚」「子供は誰とでも作れる」と言ったり、私が家を出てから調停まで、離婚の意思があることを主人に伝えていなかったので、子供の名前はどうするのか聞いてきた際に「離婚するなら勝手に名前決めれば」と言ったり。

子供は自分とは関係ないような事を言ってきた人に子供の父親面なんてされたくないという思いがあるのです。
主人の実家は、非常に世間体を気にしますし、離婚しても汚名返上のために必ず主人を再婚させると思います。

新しい奥さんとの間に子供が出来たら、私との子は必要なくなると思います。
そうなれば、新しい家庭が優先されて、私の子とも会わなくなると思います。

嫌々会わせて、最終的に子供が傷つけられて終わりなんてことにはなりたくありません。

今のところ、子供が大きくなるまでは直接は会わせないで、写真で、というを提案するつもりでいます。
そうすればお互い再婚しているかもしれませんし、そうなれば子供への影響を考えて、子供が主人に会わずにすむかもしれないと思ったりも。
直接会わせなければいけなくなった場合には、出来るだけ会わなくていいように面接の頻度を設定したいと思うのです。

主人と子供を会わせないで済む方法はありませんか。

お気持ちはよくわかるのですが、
法律的な面については、基本的に面会をさせない方法を明記させるのは難しいですね。。。

日本の法律上、親にも権利があるように子供にも権利があります。

ましてや子供を出産して3ヶ月も経つのに一度も父親に会わせておらず、
さらにこれからも会わせないようにしようとするのは、客観的に見て、親権の面で調停では相当不利なほうに働くと思われます。

だから、調停の場で、会わせたくないという本音は言ってはいけません。
調停員に、その本音を言っても、調停員の立場として、味方になり、
子供と父親を会わせない方がいい、という結論を出すとはとても考えられません。
親権者として、間違いなく不利な立場になります。

とにかく、調停の場では、「喜んで会わせる」と言う必要があるんですよね。

あと、男性は女性とは違います。
それは女性にとってはごく自然で当たり前の事かもしれませんが、男性にとってはそれを受け入れるまでに時間がかかってしまう場合が多いと聞きます。
お腹の中にいる子供に対しての父親としての実感も無く、出産後もしばらくは自分の子供としての実感がないみたいなんですね。

女性はお腹の中で生命を授かった時からすでに母親になる準備ができ、そして生まれた瞬間には母親としての心身ともに成熟した人間関係を結べるのに対し、
男性は生まれて来た後に子供との人間関係を通して父親としての実感を得れるようになっていくみたいなんです。

小さいお子さんがいるシングル家庭だと、なかなか小さいときの意思表示ができない時のことしか思い浮かばないと思います。
実際は、こどもは一度は程度の差こそあれ、実の父親や実の父親の親族について、興味を持ちます。(会いたい、会いたくないなどとは別ですが)

子供は親の顔色を伺うんですよね。。

そして、お子さんが小さいとそういう問題は想定していないことが多かったり、義理父ができることによって逆に実父の存在を消そうとしたりする母親が多いのも事実です。
子供のアイデンティティの問題としては、避けては通れない問題だと思います。

あとそういう現状でしたら実際に面会が始まると、実際にはそんなに面会は続かないと思います。
現実問題としてなんですが、うまく面会が続いている場合でも、子供が小学校高学年ぐらいから面会の頻度は減っていく事がほとんどなんですよね。

理由は、子供には子供の世界ができてきて、親との接触を減らしたがるというか。

面会があまり続かないというのが想像してみれば、よほどの衝撃を与えない限り、父親のこともその系統のことも忘れていくと考えますし、心の傷にもなりにくいと思います。